ウクライナ東部親ロシア派武装勢力 プーチン大統領が独立を承認

ロシアのプーチン大統領は、日本時間22日午前4時半ごろ、ウクライナ東部の一部を実効支配している親ロシア派武装勢力を、独立国家として承認することを決断した。

ロシアのプーチン大統領「長い間すべきだった決定を下す必要がある。『ドネツク人民共和国』と、『ルガンスク人民共和国の』独立と主権を直ちに認める」

プーチン大統領は、ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州の一部を実効支配し、「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」と名乗る親ロシア派の武装勢力を、独立した国家として承認することを決め、日本時間22日午前4時半ごろに署名した。

2つの武装勢力は、先週から「ウクライナ軍に攻撃されている」と主張し、21日にそれぞれのトップが、プーチン大統領に国家として承認するよう求めていた。

ロシアが国家承認したことを受け、今後、武装勢力の求めに応じて、ロシア軍がウクライナ東部に駐留することも可能になる。

EU(ヨーロッパ連合)は声明で、「国際法などへのあきらかな違反であり、確固たる決意で対応する」と反発している。

FNNプライムオンライン
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