ロシアの派兵「ウクライナ侵攻の始まり」 米大統領(2022年2月23日)

 ウクライナ情勢を巡ってアメリカのバイデン大統領が演説を行いました。ロシアのプーチン大統領が出した派兵命令を「ウクライナ侵攻の始まりだ」と非難し、ロシア制裁の第1弾を発表しました。

 バイデン大統領は、ロシア政府や軍の一連の動きについて「ウクライナ侵攻の始まり」と表現し、ロシアへの制裁を新たに発表しました。

 具体的には、ロシアの2つの主要な金融機関をブロックし、欧米からの資金調達ができないようにすることなどを挙げています。

 ロシアとドイツを結ぶ天然ガスのパイプラインについても「計画は前進しない」と改めて明言しました。

 今回の制裁を第1弾と位置付け、「ロシアが動きをエスカレートさせれば制裁も厳しいものになる」と警告しています。

 また、ベラルーシにロシア軍がとどまることを受け、ベラルーシに近いバルト3国の防衛強化のために、すでにヨーロッパに駐留しているアメリカ軍の移動を認めたことを明らかにしました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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