ガソリン高騰巡り「トリガー条項」凍結解除に岸田総理、否定的(2022年1月31日)

 ガソリン価格が高騰するなか、ガソリン税を一時的に引き下げるための「トリガー条項」の凍結解除について、岸田総理大臣は否定的な考えを示しました。

 岸田総理大臣:「あらゆる状況を見ながら、あらゆる選択肢を排除するものではありませんが、少なくとも今現在ではトリガー条項の解除等は政府としては考えていないということであります」

 「トリガー条項」はガソリン税の暫定上乗せ分の約25円を一時停止する仕組みで、現在は凍結されています。

 ガソリン価格の高騰に対する追加的な対策として野党などから求める声が上がっています。

 岸田総理はトリガー条項の発動で流通の混乱や財政への影響があると指摘したうえで、業種ごとの補助金などの支援策を進める方針を強調しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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