【サンデーモーニング】緊迫続くウクライナ情勢 世界と日本に突きつけられていることは?

軍事的緊張が高まるウクライナ。欧米とロシアの首脳による対話が続けられているものの具体的な進展がない中、“ウクライナ危機”を前に考えるべきこととは?

●俳優
サヘル・ローズさんは・・・
「いつ何かが始まってもおかしくないようなとても怖い思いをしている。私自身、イランとイラクの戦争の最中に生まれて幸いにもこうやって今生きることはできているが、戦争がもたらすこととは勝ち負けではない。大人になって学んだことは、戦争は双方が被害者。双方の大切な人たちが亡くなり多くの命は奪われてしまう。万が一起きて欲しくないが、戦争が起きてしまったときに残された未来を担う子供たちの心に何が残るか。憎しみの種でしかない。歴史の中では負の連鎖がずっと続いている。どこで断ち切ることができるかすごく考えています」

●ジャーナリスト
青木理さんは・・・
「安全保障とは“武力”だけではない。“エネルギー”、“食料”・・・ウクライナは農業国。もし戦争になったら、ウクライナの食糧に依存している中東で困るところが結構ある。地域の紛争が世界中に、グローバル化の一つの影響、他人事ではなく、安全保障は多角的に考えて外交も多面的・多角的かつ柔軟にやっておかないと。今度の国会で(経済)安全保障推進法罰則付きで作ろうという動きがある。日本の場合考えてみると、周辺国とは軒並みいがみあい、アメリカ一本足打法みたいになっているが“エネルギー”、“食料”、日本は非常にさみしい。資源はないし、食料自給率が低い国だからできるだけ多角的・多面的柔軟に外交をしておかないと『罰則で押さえつけて』なんてことだけじゃなくてその辺問われるが、ちょっとお寒いなという感じがする」
(13日17:19)

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