入院や手術の一時延期を要請 大村知事「マンパワーを確保してもらう」 愛知 (21/08/25 18:59)

大村知事は、25日開かれた会見で、今後の新型コロナ感染拡大に備えて新型コロナ感染患者を受け入れている78の医療機関に対し、医師が延期可能と判断した入院や手術の一時延期を要請したことを明らかにしました。

 愛知県は25日、過去最多の1815人が新型コロナに感染したことが分かりました。

 「1800人を超えるなんて衝撃的な数字。可能な限り追いかけて検査をして、見つかる限り見つけて自宅・宿泊医療に結び付けたいです」(愛知県 大村秀章知事)

 24日夕方時点で、愛知県の入院患者数は700人を超え、病床使用率は45.8%となっています。

 要請では、2カ月程度の緊急的な対策として、入院・手術のうちすぐに悪化の恐れがないような良性疾患手術や検査、機能改善などを目的とし、かつ医師が延期可能と判断したものについては実施を一時延期することを求めています。

臨時の「酸素ステーション」を開設する準備

 新型コロナ患者の受け入れに必要な人員を確保することを目的としています。

「まずは今確保している病床を着実に使わせてもらう、運営するマンパワーを確保してもらうという意味での通知です」(大村知事)

 県によりますと医療機関の一般診療への制限を要請するのは県内で初めてということです。

 また、さらに感染状況が悪化した場合は病床を増やすほか、臨時の酸素ステーションを開設する準備も進めていると述べました。

(8月25日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)

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