懲戒免職の処分を受けたのは、白河市の白河第一小学校に勤務していた44歳の男性教諭。男性教諭は、今年2月に棚倉町の図書館で女子トイレに侵入して盗撮し、罰金10万円の略式命令を受けた。
また、同僚の女性にセクハラをしたいわき市の県立高校に勤務する50代の男性用務員は、停職6ヵ月、会津地区の県立高校に勤務する49歳の男性教諭は、停職4ヵ月の懲戒処分を受けた。
いわき市の男性用務員は、同じ学校に勤務する女性職員に対し、胸や尻を触るなどのセクハラ行為を繰り返していた。また、会津地区の男性教諭は、同じ学校に勤務する女性職員に対し、嫌がっていることを認識したうえで、業務に関係のないメッセージを繰り返し送っていた。
福島県教育庁・二瓶博昭職員課長:「教育委員会としても危機的な状況であると認識しています。県教育に対する信頼回復に全力で取り組んでいきたいと考えています」
2021年4月以降の教職員に対する懲戒処分は5件に上り、このうち4件はセクハラによる処分。福島県教育委員会は、県内の市町村立学校と県立学校に勤務する教職員にセクハラやパワハラのアンケートを行って実態を把握することにしている。
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