新変異株 ベルギーで感染か 日米EUで水際対策強化

新しい変異株「オミクロン株」とみられる感染例が、ヨーロッパのベルギーで確認された。

ベルギー政府は26日、新型コロナウイルスの検査をして陽性が確認された人から、オミクロン株とみられる新しい変異株が検出されたと発表した。

ロイター通信によると、オミクロン株に感染したとみられているのは、トルコ経由でエジプトに旅行していた成人女性で、ワクチンは接種していなかったという。

ベルギーのほかに、南アフリカの隣国・ボツワナや香港など、世界でおよそ100件の感染が報告され、香港で感染が確認された人は、ワクチン接種を完了していたとの情報もある。

こうした中、EU(ヨーロッパ連合)では、アフリカ南部からの航空便の乗り入れを停止することで加盟国が合意した。

ヨーロッパでは、すでにイギリスやイタリア、フランスなどがアフリカ南部の地域からの入国を制限すると発表していた。

また、アメリカでも26日、南アフリカなど8カ国からの入国を制限する方針が発表された。

一方、日本政府も水際対策を強化した。

27日の午前0時以降、南アフリカと周辺国のあわせて6カ国から入国・帰国した人を対象に、検疫所が確保した宿泊施設で10日間待機させる措置をとっている。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事