ランドセルの中身、重すぎて腰痛に?

最近、腰の痛みを訴え、整骨院を訪れる子どもたちがいる。その原因のひとつが、子どもたちが使う「ランドセルの重さ」だという。
整骨院に来た子「高学年になると、いろいろ背負う物が多かったり、資料集とか地図帳とか増えてくるんで、そういったので重いです」
取材した整骨院によると、腰痛の要因のひとつがランドセルの重さ。「筋力がない状態でランドセルを背負っているので、それが痛みとして出てしまったりする」という。正しい姿勢でランドセルを背負えば負担は少ないが、猫背など姿勢が悪い状態で背負うと、腰が反れて痛みの要因になるそうだ。
それほどまでに小学生の荷物は重いのか?ランドセルの中身を見せてもらうと、中には、教科書やノート、ドリルなどの副教材を合わせると全部で17冊。重さを量ってみると4.8キロ。また、ランドセルの重量化には、この他にも理由があった。
それが教科書の変化。小学生は2011年から新しい教育課程を実施。それ以降、サイズの大きい教科書が大半を占めるようになった。学習内容が増えたことや、内容がわかりやすいように、イラストや写真が多くなったこともあり、ページ数は、ここ10年で35%増加している。
教科書の重さを量ってみると、1教科で約77%増加していた。文科省は「教材を持ち帰る決まりはないが、学校側に対し、状況を見極めて判断してほしい」としている。

※the SOCIAL 2017年12月公開分より

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