春闘が１７日集中回答日を迎え、トヨタ自動車は、組合側の平均９２００円の賃上げ要求に対し、満額回答しました。
トヨタ自動車労働組合は会社側に対し、定期昇給分を含めた総額の平均９２００円の賃上げと、ボーナスにあたる一時金、月給６か月分を求めていました。
会社側は１７日組合側に対し、賃上げと一時金ともに要求通りの満額回答を行い、交渉が決着しました。
賃金を底上げする「ベースアップ」に当たる「改善分」が含まれるかどうかは、明らかにされていません。
また回答の場で、豊田章男社長は、
「３年間でデジタル化を世界トップレベルにする」ことや、
「雇用を守りながらカーボンニュートラル社会を実現する」など
今後の課題について話したということです。（１７日１１：４５）
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