「抗体カクテル療法」コロナ初予防薬での投与を了承(2021年11月4日)

 厚生労働省の審議会は新型コロナウイルスの治療薬「抗体カクテル療法」について、予防薬としても投与を認めることを了承しました。今後、正式に承認されればコロナ用として初めての予防薬となります。

 厚労省によりますと、「抗体カクテル療法」は、これまでに新型コロナの軽症や中等症の患者およそ3万6000人に投与されています。

 国内での流通を担う中外製薬は先月、濃厚接触者の発症予防や無症状の感染者にも使えるように申請していて、厚労省の審議会が承認することを了承しました。

 海外の治験では家族に感染者が出て濃厚接触者と認定されたものの、感染は確認されていない人に投与すると発症のリスクがおよそ8割減ったということです。

 厚労省は今後速やかに承認する方針で、承認されればコロナ用として初めての予防薬となります。

 審議会では、点滴でなく注射器で皮下投与することも併せて認められました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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