小室さんに“新たな壁”・・・NY州司法試験「秘訣」は?(2021年11月2日)

 小室圭さんに新たな壁です。アメリカ・ニューヨーク州の司法試験の難しさと、次に行われる試験のポイントを資格を持つ弁護士に聞きました。

■NY州司法試験の合格者「非常にタフ」

 共同通信によると、ニューヨーク州の司法試験に不合格となったという小室さん。その試験は一体、どのような内容なのでしょうか?

 2007年に受験し、初挑戦で合格した、ニューヨーク州の弁護士資格を持つ国際弁護士の樋口一磨さんに話を聞きました。

 国際弁護士・樋口一磨氏:「ニューヨークだと、当時は15科目くらいあるので、予備校に行く人も多いんですけど。問題集とテキストだけで、1メートルくらい積み上るようなものがあって。それを2カ月の間に、何度も回すみたいな勉強をして、やっと形になるような試験なので。非常にタフだし、アメリカ人でも二度とやりたくないと言ってました」

 試験は、半分が4択の選択形式で、およそ200問。残りの半分が記述問題です。

 試験は400点満点で、260点前後が合格ラインだということですが、大変なのは記述問題ではなく、選択問題だといいます。

 樋口氏:「どちらかというと、選択のほうがタフかもしれないです。時間が限られていて数が多い。A4半分くらいの英文の問題を読んで、4択というのを2分以内で解かないといけないくらいの感覚です」

 6時間に及ぶ試験が2日間にわたって行われるなど、体力的にも精神的にもタフな内容であることは間違いありません。

 論文が表彰されるなど、合格が確実視されていた小室さん。今回の不合格という結果について、樋口さんは・・・。

 樋口氏:「試験は試験なりに対策があって、コツがあって。そこを突き詰めていかないと、受かる実力がある人でも失敗することはあるし、逆もある」

 試験では、早く正確に文章を読み、大量の問題を解く必要があるなど、論文とは問われる能力や準備の仕方が違うのだといいます。

 小室さんは今後、採用された法律事務所で「法務助手」として働きながら、2月末に行われる試験に向けて準備をするとみられます。

 合格に向けて、どのような対策が必要になるのでしょうか?

 樋口氏:「アメリカの試験、準備期間が短いです、7月は。全然終わらないよという状態で、試験に臨んでた人もたくさんいました。2月までは時間があるので、準備不足だと思ったところをきちんと穴埋めをすれば、十分合格できる可能性はあると思います」

(「グッド!モーニング」2021年11月2日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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