■ニュースの概要■ 2021年8月14日、韓国メディアらが報じたところによると、ヨーロッパ向けに輸出された韓国・K-ラーメンから、大量の有毒物質が検出されたことが分かった。当該商品は、韓国・農心（ノンシム）の「盛り合せ海鮮麺」と韓国・八道（パルド）の「ラッポッキ」合計2社・2種類のEU向け輸出用・インスタント袋麺だ。欧州連合・EUの食品飼料迅速警報システム・RASFFの発表によると、有害物質・2-クロロエタノールの検出量は農心の製品で7.4ppm、八道の製品で10.6ppmに達し、これはEUの基準値のそれぞれ148倍、212倍に相当する。2-クロロエタノールは、エチレンオキシドの反応生成物として知られている。エチレンオキシドは今回の調査で検出されなかったが、強力な殺菌剤であり、第1級の発ガン性物質である。また検出された2-クロロエタノールは、人体に吸収されると、中枢神経、循環器、腎臓、肝臓などに障害を引き起こす極めて毒性の高い物質だ。2-クロロエタノールの規制値は、EUでは比較的厳しいが、韓国では規制自体がなかった。現在のところ、当該2製品による健康被害は発生していないが、EUはリスク段階を「深刻」と明示し、販売禁止およびリコールの措置を講じた。韓国・農心の関係者は「エチレンオキシドがどのような経路で流入し、該当日付の製品に入ったのか原因は把握している」と説明した上で「輸出用と国内用では、生産ラインが異なるため、国内用には問題がない」と釈明した。韓国・食品医薬品安全処は、有毒物質・2-クロロエタノールの混入経路と国内向け製品の安全性について調査しているが、「輸出向け商品は韓国国内では流通していない」として、当該製品が国内で販売されていないことを強調した。
引用・参考：http://www.ichannela.com/news/main/news_detailPage.do?publishId=000000262196
https://www.yna.co.kr/view/AKR20210813165051530
https://www.mbn.co.kr/news/society/4573378
http://brand.nongshim.com/seafoodnoodle/main/index
https://suhee5681.tistory.com/55
■ニュースを深堀り■ さて今回、韓国・農心が製造する輸出用・K-ラーメンから、有毒物質・2-クロロエタノールが大量に検出されたが、農心側の説明によれば、発ガン性物質・エチレンオキシドが何らかの形で使用され、混入したものと推察されるだろう。エチレンオキシドは強力な殺菌剤であり、通常、医療機器、精密機器用途に使用されるが、今回のように食品製造現場で大量に使用され、製品中に高濃度で残留したとすれば、これは極めて不可解であると言わざるを得ない。日本では、エチレンオキシドの食品への添加は、法律で禁止されている。なお韓国・農心は、過去に幾つもの深刻な問題を引き起こしている。2008年3月、農心・釜山工場で製造されたスナック菓子・カウセンから「ネズミ」の頭と推定される16ミリ大の異物が混入していたことが判明した。2010年10月、農心が製造・販売したカップ麺の中から「幼虫」数匹、幼虫の卵、蛹と見られる異物、クモの巣などが見つかる苦情が消費者から相次いだ。2012年10月、農心が製造・販売したインスタント袋麺・6種のスープから、発ガン性物質の「ベンゾピレン」が検出された。2013年12月、台湾へ輸出・販売されていた農心の主力商品・辛ラーメンで 0．532ppmの「ヒ素」が検出された。ヒ素は殺鼠剤にも使用される猛毒である。ネズミ、幼虫、発ガン性物質、そしてヒ素…。韓国の食品製造を代表する農心だが、その製造現場は一体どうなっているのだろうか？ 到底、日本人には理解し難い。韓国・農心の社名には「農夫の心」という意味があるようだ。しかし食品を製造する「心」は持ち合わせていないようである。
今回のテーマは「韓国・K-ラーメン、輸出商品から大量の有毒物質を検出！過去にはネズミ・昆虫の混入事件も発生」でした。こうした報道が日本でも報道されると、日本国民から以下のような反応が見られました。「福島県産の放射能を騒ぐより、自国のものを厳しく検査した方がよいのではないか？ 福島産が危険だとオリンピックでアピールしておきながら、自国の輸出品に発ガン性物質が大量に入っているとか、とんだお笑い草だね」「東京オリンピックでは、放射能検査までした国なのにね」「福島産にケチつける前に、自国の製品をしっかり管理すべきでしょう」「発ガン性物質だよ？ 基準値の数百倍の量だったんでしょ？ 日本でも韓国ラーメンが売られているが、とても信用できません」「Kラーメンばかりでなく、他の食品でも出て来そうですね」「農心ラーメンって、日本のスーパーでも最後まで売れ残っているやつのことですか？」「どちらの製品も輸出用で、国内での流通は無い… これって凄く怖くないですか？ 輸出用なら何でもありってことですか？」「発ガン性物質入りの製品が、国内用に流通していなかったことを喜ぶ韓国の人たちの神経は、とても理解できません」「日本でも売られているが、買っているのはもっぱら外国人のようだ。海外で暮らす同胞が主に購入しているということを忘れるべきではないだろう」「韓国でKのつくものは、たいてい、まともなものがない」「日本でも早く、販売禁止にしてほしいです」このように様々な批判が殺到しています。いずれにせよ、日本において健康被害が生じる事態は、絶対避けなければなりません。日本政府には、早急な調査と厳正な措置を、切に望みます。以上、甘井香織がナビゲートいたしました。みなさんは、どう感じられましたか？
引用・参考：https://japanese.joins.com/jarticle/97523
http://www.nocutnews.co.kr/news/4176585
https://www.recordchina.co.jp/b65883-s0-c20-d0000.html
https://www.recordchina.co.jp/b79936-s0-c20-d0046.html
http://www.nongshim.co.jp/index.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ccc0348f1b72748c0667bb5592f470b2ae1e037/comments
■使用楽曲提供：
「甘茶の音楽工房」様 https://amachamusic.chagasi.com/
「ミュージックノート」様 http://www.music-note.jp/bgm/
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