もし感染してしまったら。新型コロナウイルスの治療薬がまだない状態で「最後の切り札」とされるのがECMO(体外式膜型人工肺)による治療です。ただ、その最前線をのぞくと過酷な現実に直面しました。

 東京都立多摩総合医療センター感染症科の医師たちです。新型コロナウイルスに感染した患者のなかでも、主に重症の人たちをここで受け入れています。重症化した患者は隔離用の個室で治療を受けています。元々は結核病棟だそうで、シャワーもトイレも独立。換気や温度調節などもそれぞれ行うことができます。
 肺の機能が著しく低下した患者が人工呼吸器で改善が見られなかった場合、最後の切り札として行われる集中治療がECMOです。ECMOは肺の代わりを担う装置で、首などから太い管を入れて血液を体の外へ吸引し、人工肺で血液に酸素を送り込んでから体内に戻します。これにより、肺をいったん休ませ、回復を促すことができるそうです。
 このECMO治療のエキスパートが清水敬樹医師です。清水医師によりますと、ECMOの治療を受けて退院できる確率は6割。また、実施には医師や技師など複数人が必要で現在、多摩総合医療センターに8台あるECMOのうち、同時に運用できるのは3台だということです。
 新型コロナウイルスと闘う医療現場からはECMOを扱うことができる人材の育成が急務だと指摘する声が上がっています。また、これ以上患者が増えた場合、医療崩壊の恐れもあると言います。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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