金正恩氏「新兵器」試射を視察

北朝鮮の国営メディアはきょう、金正恩・朝鮮労働党委員長が「新兵器」の試験発射を視察したと伝えました。北朝鮮がきのう発射した飛翔体2発を指すものとみられます。朝鮮中央通信によりますと金委員長はきのう、「既存の兵器体系とは異なる優れた戦術的特性を持つ」新兵器の試験発射を視察し、結果について、満足の意を表明したということです。また、北朝鮮外務省はきょう、アメリカのトランプ大統領は北朝鮮の短距離ミサイル発射を容認しているとした談話を発表しました。その一方で、ミサイル発射の中止を求める韓国を批判していて米韓合同軍事演習がきょうから本格化するのに合わせ、両国に揺さぶりをかける狙いがあるとみられます。こうした中、トランプ大統領は10日、金委員長から受け取った手紙の中で最近のミサイル発射について「わずかな謝罪」があったとツイッターで明らかにしました。さらに、金委員長は軍事演習の終了後に発射を停止する意向を示すとともに米朝協議を再開したいと述べたということです。

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