NHKスペシャル「#みんなの更年期」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHKスペシャル「#みんなの更年期」[字]

女性が閉経前後に経験する更年期。女性ホルモンの減少がもたらすめまいや頭痛など症状による深刻な影響が明らかに/家族、キャリア、そして人生にも…社会はどう向き合う

番組内容
「更年期障害がきっかけで雇い止めにあった」。1人の女性の声から始まった1年がかりの取材。これまで知られていなかった更年期の実態が見えてきた。閉経(平均約50歳)前後の10年を指す更年期。女性ホルモンの減少でめまい・頭痛・不眠などの症状が現れる。職場の無理解、医療の壁、語れない空気…女性が直面する現実をどう打ち破るのか。3700人の当事者から寄せられた声をもとにめざす社会への道筋を探っていく。
出演者
【出演】武内陶子,有森也実,有森裕子,小島慶子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 報道特番

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  1. 更年期
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  14. 泰亮
  15. 経験
  16. 更年期症状
  17. 治療
  18. 自分
  19. 周囲
  20. 理解

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

♬~

皆さん こんにちは 武内陶子です。
いかがお過ごしでしょうか。

<NHKのアナウンサーとして
働き始めて30年。

いつも明るく元気でいることを
心がけてきた私ですが…>

<実は これ以上 仕事を続けられないと
思い詰めた時期があります>

私もう かなり長い間 更年期の症状に
悩まされてたんですよね。

5年ぐらい前かな… いきなり
この首から上だけ カ~ッて熱くなって

変な汗 かいたことのない汗が
ダ~ッと出てきて

もう 言葉が出なくなる
仕事中 放送中も頭が真っ白になって

何で こんなに毎日 どうして私が
こんなことになるんだろう…。

何で… もう… ああ…。

<仕事や家事のさなかにも
突然 襲ってくる めまいや頭痛>

<この時期にあらわれる さまざまな症状>

<日常生活に支障がある場合

更年期障害と診断され
治療の対象になります>

「生理の貧困について…」。

<取材を始めたきっかけは
今から ちょうど1年前。

私たちは 生理の問題など

女性であるが故に直面する
社会の壁について 取材していました>

<その中で寄せられた 一人の女性の声。

更年期障害がきっかけで
雇い止めにあったというものでした>

<日本の働く女性を年代別に見ると

最も多いのが 更年期世代。

社会を支える
まさに核となる存在です。

この世代に何が起きているのか>

<私たちは 40代 50代の女性を対象に

大規模なアンケート調査を
実施しました。

症状を経験している人は およそ4割>

<調査をもとにした 専門家の推計では

更年期障害で離職した人は
46万人。

経済損失は
年間4, 200億円に上っていました>

<一人の声から始まった 私たちの取材。

この1年で 当事者から寄せられた声は
3, 700を超えました>

<そこからは この社会の
さまざまな課題が見えてきました>

<職場の無理解>

<医療現場で直面する壁>

<そして 身近な人こそが
鍵を握っているということも>

私も この年になるまで
更年期は どこかひと事でしたし

自分の体のことは
自分でどうにかしないといけないと

思い込んでいました。

でも 実は そうじゃないんじゃないか。

孤独な更年期から みんなの更年期へ。

今日は 一緒に考えてみませんか?

取材班に寄せられた 3, 700の声。

多くの当事者が つづっていたのは

次から次へと あらわれる症状に
対処することの難しさでした。

この声を寄せてくれた…

ダンスを通じた
心理療法を行うセラピストです。

仕事中は
つらさを見せないようにしていますが

家に帰ると…。

昼夜を問わず 激しい頭痛が襲います。

1人暮らしの久美さん。

食事中にも…。

(せきこみ)

食べ物を のみ込みづらくなる
嚥下障害があらわれるようになりました。

病院に行っても なかなか
症状の改善につながらないという声も

少なくありません。

48歳の この女性は
去年から さまざまな体調不良に襲われ

その度に 医療機関にかかってきました。

8ですね。

それぞれの医療機関で処方された
薬をのみ

対症療法を続けましたが
症状は よくなりませんでした。

去年12月 6つ目のクリニックで

ようやく 更年期による症状だと
診断されました。

今は 漢方薬で 症状を和らげています。

寄せられた声には けん怠感や めまい
急に汗が噴き出すホットフラッシュなど

70種類近くの症状が挙げられていました。

更年期に これだけの多様な症状が
あらわれるのには

女性に特有の理由があります。

思春期になると
卵巣から分泌されるようになる

女性ホルモン エストロゲン。

20代から30代には ピークを迎えます。

ところが 閉経が近い
更年期にさしかかると

この分泌量が
乱高下しながら急激に減少。

これが さまざまな症状の
原因になるのです。

そもそもエストロゲンには

骨を丈夫に保つ
血管を しなやかに保つ

気持ちを明るく保つなど

女性の体や心にとって
重要な役割があります。

エストロゲンの減少によって

健康を維持する
基本的な機能が損なわれ

さまざまな不調に見舞われます。

更に 脳がつかさどる自律神経も
変調を来します。

通常 脳は 暑いと判断すると

皮膚の血管の血流量を
増やすように促します。

これによって 皮膚から熱が発散されます。

しかし エストロゲンが減少すると

自律神経が変調を来し

暑くないのに 血流を増やし
ホットフラッシュを引き起こします。

自律神経の不調は 動悸 めまい

頭痛などの原因にもなっているのです。

こうした更年期の症状は

当事者や その家族の人生にまで
大きな影響を与えています。

夫との関係が悪くなり
離婚にまで至ったという女性もいます。

あっ 来ましたね。

エッセイストの…

仕事で知り合った年下の夫。

いつも かおりさんを気遣ってくれる
優しい人でした。

ところが ある時 突然
蛇口をきちんと閉めないなど

夫の ささいな行動にも
怒りが込み上げるようになりました。

自分でも 原因が分からないまま

5年がたった頃 離婚のきっかけとなる
出来事が起きました。

離婚したあと
更年期障害と診断された かおりさん。

怒りを抑えられない原因は

女性ホルモン エストロゲンの減少だと
医師から告げられました。

え? っていう…

う~ん そうですよね。

私も 家族との関係 特に
子どもたちとの関係が 一番の悩みでした。

ある時期から 子どもたちが
ママ 怒ってるよねって

必ず聞いてくるようになって

初めて 私は いつも怒っていたんだ
ということに気が付くんですね。

更年期は 全ての女性が通る道

閉経前後の
ある時期のことをいいますが

症状の有無 そして 程度は
人によって 差があって

そのことが 同じ女性同士でも
なかなか理解し合えない。

その原因になっているんですよね。

一方 取材班には 男性からも
こんな声が寄せられています。

<更年期は 閉経前後の時期を指すので
男性には ありませんが

ストレスなどが原因で
男性ホルモンが低下し

同じような症状が出る
LOH症候群などが

いわゆる 男性更年期障害と
呼ばれています。

詳しくは こちらのQRコードから
是非 ご覧ください>

さて ここまでは 更年期の症状や

それが原因でそれぞれの皆さんに起こった
問題などを見てきましたが

実は 社会にも
大きな影響が出ているんです。

<私たちは 専門機関と共同で

更年期と仕事に関する
インターネット調査を実施しました。

対象は 40代から50代の女性
2万6, 000人余り。

このうち およそ4割の人が

更年期の症状を経験していると
回答しました。

治療が必要な
不調があると見られる人のうち…>

<マイナスの影響があった人は 15.3%。

日本全体では 75万人に上ると
専門家は 推計しています>

一体 何が起きているんでしょう?

更年期障害によって この春
仕事を辞めることになった女性がいます。

電子部品を作る工場で働いていた…

ほぼ毎日 激しいめまいに襲われています。

3人の子どもを育て上げた ユウコさん。

子どもたちが自立し これからは
自分のために 手に職をつけたいと

機械加工の仕事に就きました。

しかし 去年12月
更年期障害と診断された頃から

仕事中にも
症状に見舞われるようになり

フルタイムで 働けなくなりました。

以前の給料は 月18万円ほどでしたが

パートタイムでは 時給も下がり
6万8, 000円に。

…っていう そういう話です。

先月末 退職したユウコさん。

第二の人生は
思わぬ壁に阻まれることになりました。

長年 正社員として 築いたキャリアを
失ったという女性も少なくありません。

この声を寄せてくれた…

サービス業界で働いてきました。

キャリアを積み重ねて

管理職になることを
一つの目標にしていました。

管理職になってからは
けん怠感や めまいが悪化しましたが

周囲に話すことは できませんでした。

その後 症状に耐えられなくなり休職。

復職すると 管理職の肩書は外され

給与は 新卒と同じ程度にまで
引き下げられたといいます。

働く女性の権利として

生理休暇や 産前産後休暇の取得が
労働基準法で定められています。

しかし 生理が終わる時期に

全ての女性が経験する
更年期を明記した法律はありません。

アキコさんは 20年かけて積み上げてきた
キャリアを 断たれることになりました。

皆さんが 失ってきたものの
大きさを思うと

本当に胸が詰まります。

女性の一生の中で 更年期は 今や
特別な意味を持つようになっています。

戦後間もない頃の女性の平均寿命は
54歳

ちょうど更年期に重なっていました。

しかし その後 平均寿命は のび続け

今では 閉経後の人生が
30年を優に超えています。

だからこそ 更年期に
仕事や家族との折り合いをつけながら

どう うまく乗り越えていくかが

大きな意味を持つように
なっているんです。

そのために 頼りにしたいのが医療です。

更年期を巡る医療は
今 どんな状況にあるんでしょうか。

更年期の患者が多く訪れる
都内のクリニックです。

更年期の専門医などが所属する…

岡野さんは
ホルモン補充療法と呼ばれる

国際的に標準治療として推奨されている
治療法を取り入れています。

少量のホルモンを
補うことで

エストロゲンの減少を
緩やかにし

徐々に 体を慣らすことで
症状を緩和するというものです。

医師の適切な管理の下での治療と…

しかし 私たちの調査では

更年期症状を経験している
8, 000人余りのうち

「ホルモン補充療法を受けている」
と答えたのは

僅か5%でした。

なぜ 日本では
国際的な標準治療が浸透していないのか。

ホルモン補充療法を行っていない医師に
その理由を聞くと

知識や経験の不足をあげる声が

ほとんどでした。

更に 更年期症状の診療について
課題を問うと

目立ったのは

「問診に時間がかかり
診療報酬が見合わない」

「経営的に採算が合わない」という声です。

例えば 同じように
ホルモン剤を使った治療を行う

月経困難症の場合

初診料と再診料は 同じですが

2, 500円が上乗せされます。

一方 更年期障害の場合は
上乗せはありません。

今 国は
出産を支える医療の充実を図っています。

不妊の原因にもなる月経困難症の
診療報酬が上乗せされたのは

2020年度。

今月からは 不妊治療への保険が
幅広く適用されることになりました。

日本女性医学学会では

更年期医療についても 手だてを
講じる必要があるとしています。

岡野さんらは 長年 国に
診療報酬の見直しを求めてきましたが

実現のめどは 立っていません。

更年期の医療に
きちんと向き合わないことは

別の大きなリスクに つながると
警鐘を鳴らす専門家もいます。

片井みゆき医師。

女性専門外来を開いています。

この日訪れた女性は
3年前に けん怠感や めまいを発症。

別の病院で 更年期症状だと
診断されましたが

症状が悪化し 不安になって
片井さんのもとを訪れました。

検査の結果は 思いがけないものでした。

腎臓の上の副腎などに腫瘍がある可能性を
指摘されました。

治療には
手術が必要になることもあります。

更年期症状などを訴えて
片井さんの外来を受診した人のうち

27%に 別の疾患が見つかりました。

中には 脳腫瘍や白血病など

命に関わる病気も隠れていたのです。

課題は たくさん残されていますが
当事者の皆さんからは

まずは 社会の空気を変えてほしい
という声が多く届いています。

長崎県の
40代の女性です。

それから…

山口県 50代女性です。

「まだまだ日本は
話せない 語れないことが多いですね」。

この空気 なんとか変えていきたい。

<私たちは さまざまな形で
更年期についての発信を始めました>

<著名人に協力してもらうなど

更年期について 率直に語り合う
きっかけを作ろうとしてきました>

こんにちは~! よろしくお願いしま~す。

<これまで 更年期を語ることは
タブー視されがちでした>

<症状のこと 仕事のこと。

女性たちは 一人で抱え込んできました>

<オンライン座談会に参加した当事者は

延べ 25人。

語り合うことで
前向きな気持ちを取り戻していました>

ありがとうございました~!
(一同)ありがとうございました。

周囲の理解と
オープンに話せる環境によって

症状が改善したという女性がいます。

あっ どうも…。
ああ こんにちは! すみません。

とりあえず 上がってください。
いいですか? すみません。

金井美穂さんと 息子の泰亮さんです。

3年前 泰亮さんは

母親が 突然 怒りっぽくなったことに
戸惑いました。

何か 投げてたよね。

何言ってんだろうなと思って…。

そんな時 泰亮さんは 偶然
テレビで更年期のことを知りました。

更年期のつらさを
自分なりに理解しようとした泰亮さん。

母親の体調を
以前より気遣うようになりました。

泰亮さんの支えを得た美穂さん。

介護施設の職場の仲間にも

打ち明けることが
できるようになりました。

吐き気などの症状に襲われた時には
担当を交代してもらうなど

柔軟に
対応してもらえるようになりました。

♬「Y.M.C.A.」

♬「Y.M.C.A.」

♬「ゆううつなど 吹き飛ばして
君も元気だせよ」

お疲れさまです。 ありがとうございます。

更年期障害と診断されてから
間もなく 2年。

ただいま。 ありがとう。

夫の単身赴任が続く中

泰亮さんが職場の送り迎えを
してくれるようになりました。

家族や仲間に支えられているうちに

症状が和らいできたという美穂さん。

更年期が怖くないと
思えるようになりました。

ねっ。 はい。

こんにちは。 先生 失礼します。

周囲の理解によって 症状そのものが
よくなるケースは 珍しくないと言う

医師がいます。

更年期医療の第一人者 小山嵩夫医師です。

およそ50年にわたって 更年期の患者を
1万人以上 診てきました。

更年期の症状があらわれる直接の原因は
エストロゲンの減少ですが

それを悪化させる要因の一つが
ストレスです。

当事者が 更年期について
安心して語れる環境を

周囲がつくることで

ストレス要因が軽減し 症状も和らぐと
小山さんは考えています。

どうすれば 社会全体で
理解者を増やしていけるのか。

これまで見過ごされてきた更年期の問題に
国を挙げて向き合い始めたのが

イギリスです。

去年 国の重要課題として取り組むことが
決まり

ホルモン補充療法への補助や
企業や教育現場の対策が

打ち出されています。

(歓声)

国を動かしたのは
長年更年期症状に苦しんでいた

当事者たちの声でした。

イギリスの企業では 今 更年期について

オープンに語れる環境づくりが
広がっています。

社員4, 000人の この保険会社では

更年期症状のある社員を
サポートするための

聞き取りを始めました。

学校現場では 更年期について
教えることが義務化されました。

周囲にいる当事者のために
何ができるのか。

授業では 子どもたちに問いかけます。

議会は 今 更年期を理由にした

職場での差別的な待遇を防ぐための
法整備について議論を始めています。

女性たちの尊厳を取り戻そうという
海外の動き。

日本でも ようやく当事者の存在に
目を向けようという変化が

生まれています。

流通大手の労働組合では
今年2月 実態把握の第一歩として

アンケート調査を実施。

回答した228人の半数以上が

更年期の症状を抱えながら
働いていたことが

分かりました。

どのような制度や環境が必要なのか。

具体的な議論を始めています。

更年期医療の充実を訴える…

診療報酬の見直しを
国に求め続ける一方で

専門知識を持つ医師の育成が
急務だとしています。

<3, 700もの声から
少しずつ見えてきた課題。

これから先 どんな社会を目指すのか。

取材の最後に
皆さんに書いてもらいました>

「閉経オメデトー♪ 赤飯をたこう!!」
ぐらいの気持ちで いいと思います。

いいと思います。

<更年期を巡る認識を
ここから変えていく>

「存在を理解して 優しく見守り支える」。

<私は 一人じゃない。
そう信じられる社会へ。

一緒に始めてみませんか?>

「女性も男性も そして これからの人も」。

みんなの更年期 今こそ 話したい!

Source: https://dnptxt.com/feed

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