憎むべきはウイルスなのに人が憎まれてしまう、未知なるものへの恐怖心からいわゆるコロナ差別が相次いでいます。県内の感染者がその胸の内を語りました。

 <感染した県内の女性>「(新型コロナに)感染したニュースが報道された後に、心配する連絡に助けられたが、心配の連絡というよりも、感染したのってあなたなの?という犯人捜しをされているようだった。一番辛かったのは家族も批判されたり住所を特定された」
 番組の取材に答えたのは、県内で新型コロナの感染が確認された女性です。症状が回復し自宅に戻った女性を待っていたのは、地域にあふれる「差別」でした。
 <感染した県内の女性>「お店の入店拒否というのか、店員が私の家族のことを知っているので、スーパーとか釣具屋に行くと入店禁止と言われ追い出されたことがあったみたいです」
 自宅の壁には心無い言葉が落書きされました。
 <感染した県内の女性>「一番はやっぱりインターネット。うその情報を流されたり、行ってもないところに行ったとか。自殺をしたわけでもないのに、自殺してしまったとか。私のことを何も知らない人たちが適当な発言をして、それを拡散していく。悪いオーラに包まれるというか、何回も元気になろうと思っているのに、そういうオーラに覆われてしまう感じ」
 女性は、自宅にいても心が休まらなくなってしまったといいます。
 <感染した県内の女性>「夜も少しでも音がすると敏感になってしまって、誰かが家に来ているのかな、とか、誰かが物を投げたのかな、とか、誰かが殺しにきたりしないかな、とか恐怖に包まれる。コロナが終息したらここにはいたくないなと思っている」
 これは、4月、スペインのマンションで撮影された映像です。
 <マンションの住人>「みんなバルコニーに出て」「(音楽を)かけてかけて」
 新型コロナから回復して帰宅した女性を、同じマンションの住民たちが祝福して迎えました。
 <マンションの住人>「ブラボー」
 感染者への差別が相次ぐこの国の状況について女性は。
 <感染した県内の女性>「全国にも(コロナ差別を)受ける人やする人がいると思う。悪いのはウイルスであって、人ではないし、明日は我が身だと思って、自分がされたら嫌だな、ということはせず、されたらうれしい、と思うことを、お互いしていける日本になってほしいなと思う」

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